世界遺産・キジ島

オネガ湖の奥にある、キジ島には50人ほどの住人が住んでいる、極寒の村
世界遺産にも指定されている木造教会群が有名

釘を一本も使っていない木造教会。
細部まで計算されてつくられた驚異的な「作品」なのです。

うろこ模様のドーム屋根は、
ひとつひとつカーブの違う無数の小さな木片がジグソーパズルのように組み合わされてできています
プレオブラジェンスカヤ教会だけで3万個以上の木片が使われているそうです。
小さな木片はヤマナラシという木から作られています。
このヤマナラシの木片、雨が降ると湿気を吸って黒くなり、太陽に照らされると乾いて白くなり、
光と影が素晴らしい階調を織りなして、ドーム屋根が銀色に光り輝きだすという仕組みなのです
屋根を銀色に塗っているわけじゃないんですよ!
さて、たくさんある玉葱ドーム。一体いくつあるか気になりませんか? 
イエスが十字架に磔にされたのが33歳、それで木造教会群のドーム総数は33個なのだそうです。

キジー島の素晴らしさは、この木造教会だけではありません。
キジー島は島全体が屋外博物館になっています。

教会内部

夕陽の教会

村の建物


農家

サウナ部屋

サウナ内部

↑村の教会
教会の鐘⇒