エカテリーナ宮殿

サンクト・ペテルトブルクの郊外・南に約24km程行ったプーキシン市にある

サンクト・ペテルトブルクの郊外・南に約24km程行ったプーキシン市にある
皇帝の夏の宮殿で18世紀に活躍した建築家ラストレリによって造られた

ピョートル大帝が、2番目の妻エカテリーナ2世に贈った土地に建てられた宮殿
青い外壁に白い円柱、宮殿を取り囲む金箔の柵が美しい、ロシアバロック様式の代表的な建造物
内装も見事で、特に宮殿の中心となる大広間は金箔と鏡で埋め尽くされている。
かつて仮面舞踏会などが催されたという。
ほかの部屋も、柱の色によって「赤柱の間」「緑柱の間」などと名づけられ、
その色を基調とした内装でまとめられている。
内装すべてに琥珀が使われた「琥珀の間」は世界中の絶賛の的だった。
ロシアに漂着した大黒屋光太夫は、エカテリーナ2世に帰国の許可を願い出て、この宮殿で拝謁したという。


エカテリーナ2世





琥珀の間