世界遺産・要塞村アイト・ベンハッドウ

モロッコ南部に残るカスバの中でも群を抜いて美しい世界遺産の要塞村
現在、総人口の60%を占めるモロッコの先住民族ベルベル人が
アラブの支配から逃れて、砂漠のオアシスにカスバ(城砦)を築いた

アトラス山脈の南側にはカスバがいくつも点在しており
中でもこのアイト・ベン・ハッドウはとりわけ美しいものとされている

ワルザワードの西33kmアイト・ベンバッドウ村は、日干しレンガ造りの古いクサル(要塞化された村)
小川のほとりにある丘の斜面を利用して、立体的に造られているこの村は来るものを拒む巨大な門がどっしりと構えている
高い城壁が巡らされて銃眼が配置された高い塔が一定間隔に何本の聳えている、
塔は穀物倉庫で、見張台の役目も果たしている、菱形の模様が美しい
村内の道は迷路のようで、難攻不落の城塞を思わせる
現在此処に住んでいるのはベルベル人7家族です。住居を公開されていた
映画「アラビアのロレンス」「ナイルの宝石」のロケ地に使われた、付近に映画の撮影所がある


住民達の多くはは対岸に移り住んだ

アーモンドの花が咲いていた

応接間

寝室

台所

要塞に住む家族