感動のポルトガル世界遺産巡り8日間
2009年11月17日(火)〜2009年11月24日(火)
ポルトガル
ユーラシア大陸西端に位置するポルトガル。
大西洋を一望するロカ岬に立つことが出来たら良いなぁ〜と夢見ていました
ロカ岬に行ってみたいと思ったのは宮本輝の長編小説「ここに地終わり海始まる」を読んだのがキッカケです
私も旅先から手紙が届くとナンテ〜!素敵だろう〜なんて想像しました
日本とも繋がりが深い歴史を持つポルトガル。
ポルトガル語が日本語になった言葉も多い。日本人にも郷愁を誘います
世界遺産の修道院がある町
修道院に現在は修道士や修道女が一人も居ないのは不思議
ワインで有名なポルトでワインの試飲を楽しむ
面積は四国と北海道を合わせたくらいの小さな国ですが
歴史的世界遺産は24ヶ所も在るそうです
資料出展はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考にしました
第1日目
関西空港9時集合
関西空港11時2発<ルフトハンザドイツ航空飛行所要時間12時間30分>ドイツ・フランクフルト空港着
ドイツ・フランクフルト空港15時30分発<ルフトハンザドイツ航空所要時間55分>ミュヘン着16時10分
ミュヘン発19時35分<ルフトハンザドイツ航空所要時間3時間5分>リスボン着(現地時間21時40分)
夜中にポルトガルのリスボン空港に到着してホテル着(午前1時20分)
飛行機で約20時間余りかけて宿泊地:リスボンに到着した
第2日目
朝8時にホテルを出発してリスボンからアルコパサへ向う
アルコバサの
サンタ・マリア修道院
文化遺産(1989年)
ポルトガル初代国王アフォン一世の所願により1178年に建築が始められた。
フランスのシトー派の影響を強く受けている。
修道院の正面ファサードは18世紀に改築されたバロック様式だが、内部はゴシック様式が残り、強い精神性を感じさせる。
南の翼廊にはポルトガル文学で悲恋が歌われるペドロと愛妾イネスの墓が並んでいる。
ナザレ散策
ナザレは、絵のように美しい海辺の村として町を売り込み、人気の観光地となった。
大西洋に面し、長い砂浜を持ち、夏期には観光客で混雑する(ポルトガルでも良質の砂浜とされる)。
一方で、ナザレは漁民によって編まれる伝統的衣装も知られる。
美しいビーチを一望出来るレストランでイワシ料理の昼食
バターリャの修道院
文化遺産(1983年)
アルジュバロータの戦いでカスティーリャ王国を打ち破ったジョアン1世が、勝利を聖母マリアに感謝して1388年に着工。
その後、代々の王に引き継がれた。
ゴシック様式とマヌエル様式が入り混じった、ポルトガル独立を象徴する壮大な修道院だ。
第3日目
ポルト歴史地区
文化遺産(1996年)
ドウロ川の右岸に広がるポルトは、ポルトガル発祥の地。
旧市街にはクレゴリス教会、カテドラル、ボルサ宮、サン・フランシスコ教会など見どころが多い。
またドウロ川東岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイラには、ポルトワインの酒造が集まっている。
聖フランシスコ教会
聖グレゴリオ教会の塔(ポルトのシンボル)
ポルトワイン工場
サン・ベント駅
コインブラ観光
ヨーロッパ最古の大学のある街
政治のリスボン、商業のポルトに次ぐポルトガル第3の都市である。
丘の上のコインブラ大学を中心に発展した文化都市である。
人口9万人ほどの小さな町だが歴史の中で果たした役割は大きい。
コインブラ大学は、1290年ディニス王によって創設された。
大学のシンボルの時計台 |
図書館(ポルトガル最高の文化財) |
第4日目
トマールのキリスト修道院
文化遺産(1983年)
レコンキスタの功績により土地の寄進を受けたテンプル騎士団が12世紀に建立。
14世紀以降はキリスト騎士団に引き継がれ、エンリケ航海王子の団長時代に最盛期を迎えた。
5世紀にわたり増改築がおこなわれたため、さまざまな建築様式が見られる。
マヌエル様式の最高傑作と言われる窓枠が圧巻です。
マヌエル様式の最高傑作の窓
ファティマ
カソリックの三大聖地のひとつで聖母マリア出現の奇跡がおきたと言われる
多くの人々が巡礼に訪れる
ケーキ屋さん
カステラの起源になったお菓子「パン・デ・ロー」のティータイム
オビドス散策
中世の城塞都市として栄えた白壁の家々が美しい可愛らしい街
第5日目
リスボンのジェロニモス修道院
文化遺産(1983年)
ポルトガルの首都であるリスボンのベレン地区にある
エンリケ王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業を称えて建立されたジェロニモス修道院は、ポルトガル黄金期を象徴する建物である。
マヌエル様式の最高傑作ともいわれ、ボイタック、カスティーリョなど著名な建築家が参加している。
大航海時代の富をつぎ込んで建築された。
ベレンの塔
文化遺産(1983年)
リスボンのベレン地区にある塔である。
16世紀にマヌエル1世よってヴァスコ・ダ・ガマのの世界一周の偉業を記念して作られた。
テージョ川の船の出入りを監視する目的の要塞である。
建築様式はマヌエル様式である。
発見のモニュメント
大航海時代を記念した記念碑
ロカ岬
ヨーロッパ大陸最西端です。
ポルトガルの詩人、カモンエスが「ここに陸尽き、海はじまる」と詠んだそのままの風景が広がっています。
ユーラシア大陸最西端の岬である。
最西端証明書は、バス停近くの売店で購入できます。
ちゃんとシントラ政局のロウ印付、フルネームが筆で書かれた台紙付の証明書をいただくことができます。
私の最西端到達証明書 |
シントラの文化的景観
文化遺産(1995年)
かつてイギリスの詩人バイロンが「エデンの園」と呼んだシントラ。
緑豊かな自然と美しい町並みのため、古くから王侯貴族たちに愛されてきた。
ポルトガル王室の夏の離宮として14世紀に建てられた33mの煙突の王宮がある。
イスラム、ゴシック、ルネッサンス、マヌエルなど各様式の寄せ集めのペーナ宮殿。
7〜8世紀にムーア人によって築かれたムーアの城壁。
ゴシック様式で施された王族の別邸であった古城のようなレガレイラ宮殿。
シントラ宮殿
14世紀にジョアン1世によって建てられた夏の宮殿
15世紀初頭から19世紀後半にかけポルトガル王家が住み続けており、ポルトガル国内で最も保存状態の良い中世の王宮である
アズレエージョ(装飾タイル)の内装が豪華で美しい
ファド
イタリアにカンツォーネ、フランスにシャンソン、アルゼンチンにタンゴ、ブラジルにサンバがあるように、ポルトガルにはファドがある。
主にレストランなどで歌われる酒場の哀愁漂う音楽で、主にポルトガルギター(ギターラ)で演奏されて歌手が歌う時もある
リスボン市内
リスボン・ホテルからの朝焼け |
第6日目
エヴォラ歴史地区
文化遺産(1986年)
アレンテージョ地方の古都エヴォラは、ローマ人によって築かれ、西ゴート族、イスラムの支配を経て、レコンキスタ以降は学芸の中心地として栄えた。
ローマ時代の城壁や神殿をはじめ、各時代をしのばせる建造物が残り、町全体が博物館のようだ。
エヴォラ大聖堂
エヴォラ大聖堂1280年から1340年の間に主に建設されたエヴォラの誇る大聖堂。
1335年頃に作られた使徒の像を伴った入り口と美しい教会堂の身廊(en:Nave)と回廊を持つ。
(十字形教会堂の左右の)翼廊のチャペルの1つは、マヌエル様式でメインチャペルはバロック様式
パイプオルガンと聖歌隊用の部屋はルネサンス様式である。
ローマ時代のディアナ神殿
ジラルド広場
第7日目
モーニングコール午前3時30分
ホテル午前4時40分を出発してリスボン空港へ向かい
リスボン空港
リスボン空港06:55<ルフトハンザドイツ航空飛行所要時間3時間>ドイツ・フランクフルト空港10:55着
ドイツ・フランクフルト空港14時10分発<ルフトハンザドイツ航空飛行所要時間11時間10分>関西空港へ向かう
第7日目
関西空港午前9時20分着
自宅へ正午に無事帰宅しました
健康で無事旅行が出来た事を感謝しています