洛西の春

2003 04 06
春の日 大原野の里を散策してみました
自然との出会いと語らいを求めて

無人野菜販売処
風に揺れる「のれん」がおしゃれです
春の京やさい(ワケギ百円)がローカルです
「踏まれても 咲く たんぽぽの笑顔かな」

花の寺
  勝持寺(しょうじじ)

京の西山連峰の麓にあり 小塩山・大原院・勝持寺と呼ぶ古刹です
白鳳8年(680年) 天武天皇の勅によって神変大菩薩の行者が創建
延暦10年(791年)に伝教大師が桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽藍を再建され 
薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれ本尊とされた
承和5年(838年)仁明天皇の勅により塔頭49院を建立 応仁の乱の兵火で仁王門を除き焼失
現在の建物は乱後に再建
 

仁王門

応仁の乱を兵火を免れた仁寿の旧構残す
当寺最古の建造物
仁王門から参道

南門


庫裏

鐘堂

西行法師
鳥羽上皇に仕えていた北面の土佐藤兵衛義清が出家して西行と名を改める
一株の桜を植えて吟愛しておりました その桜を「西行桜」と称し 寺を(花の寺)とよぶようになる

西行桜

「花見んと 群れつつ人の くるのにぞ
      あたらさくらの とがにはありける」
                 西行法師
「地にとどく 西行桜 したしけれ」
                       虚 子

東門


大原野神社

正法寺