真多呂人形

趣味で真多呂人形を作っています
真多呂人形とは伝統ある木目込みの技を継ぎ現在に受け継いでいます

真多呂人形ホームページトップ
真多呂人形の作り方

木目込み人形との出会い

孫娘誕生(4人男子の孫で5人目でした)
孫娘の初節句に手作りのひな人形をプレゼントしたいと思い木目込み人形を習い始めました
木目込み人形のお稽古で雛人形が一番難しくて格式と決まりがある事を初めて知りました
猛烈に勉強して教授のお許しを得てヤット雛人形制作の許しが出ました
思い出深いお雛様です。一度着物を着せ替えました。孫娘・秋穂は2011年に中学2年生になりました
今も大切にして毎年桃の節句にはお飾りをしたと電話連絡があります


年の巡り(干支)
新しい年の初めに 新しく干支の出会い 年の巡りと共に 

日本では干支で年を現します12年で一回りします

(ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い)


2009年の今年は丑(うし)年です

       干支にちなんで人形を作りました   真多呂人形 春蘭作
2009年 元旦


いにしえ人の心
(百人一首と真多呂人形)

真多呂人形 春蘭作


杏里の初節句を祝って
2008年3月吉日
君がため 惜しからざりし いのちさへ
  長くもがなと 思ひけるかな

  藤原 義孝



秋穂の為に祈りを込めて
いにしへの 奈良の都の 八重桜
  けふ九重に にほひぬるかな

   伊勢 大輔


珠里の初節句を祝って
誰をかも しる人にせむ 高砂の
    松も昔の 友ならなくに

      藤原 興風
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
    わが衣手は 露にぬれつつ

      天智 天皇
あらざらむ この世のほかの 思い出に
    いまひとたびの あふこともがな

       和泉 式部
人はいざ 心もしらず ふるさとは
   花ぞ昔の 香ににほひける

      紀の貫之
めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに
      雲がくれにし 夜半の月かな

        紫 式部
いにしえの 奈良の都の 八重桜
     けふ九重に にほひぬるかな

        伊勢の大輔
 
君がため 春の野にいでて 若菜つむ
     わが衣手に 雪はふりつつ

      光孝 天皇
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ
   世をうぢ山と 人はいふなり

      貴撰 法師

村雨の 露もまだひぬ まきの葉に
   霧たちのぼる 秋の夕ぐれ

     寂連 法師


花の色は うつりにけりな いたづらに
  わが身よにふる ながめせしまに

     小野の小町
いまこむと いひしばかりに 長月の
  ありあけの月を 待ちいでつるかな

     素性 法師
このたびは ぬさもとりあへず 手向山
    もみじのにしき 神のまにまに

      管  家 
大江山 いく野の道の 遠ければ
   まだふみも見ず 天の橋立

      子式部 内侍
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
    われても末に あはむとぞ思ふ

    崇徳 院
田子の浦に
  うちいでて見れば 白妙の
富士の高嶺に 雪はふりつつ


    山部の赤人
しのぶれど 色にいでにけり わが恋は
     物や思うと 人のとふまで

     平の兼盛
あらしふく み室の山の もみぢばは
    竜田の川の 錦なりけり

     能因 法師

       
ひさかたの 光のどけき 春の日に
    しず心なく 花のちるらむ
           紀の友則
ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ
   末の松山 波こさじとは

         清原の元輔

                                 真多呂人形 春蘭作


トップページに