姫路城

2005 4 11

元弘3年(1333)播磨の守・守護職赤松則村が此処場所に砦を築く
正平元年(1346)赤松則村の子貞範が城を構える
天正8年(1580)羽柴秀吉が西軍攻略の拠点地として入城
天正9年(1581)3層の天守閣を完成

姫路城は慶長6年(1601)から8年を費やして徳川家康の女婿池田輝政によって建てられた
元和4年(1618)池田氏3代や本田親子により現在の姫路城の全容が整う

独特の建築構造と、櫓や石垣、門、堀、など城全体が良く保存され、当時の城郭の様式を今に伝えている
大天守閣と3つの小天守を渡り櫓で結ぶ連立式天守が完全な形で残っている
白漆喰で天守や櫓を塗り込めた優美な姿は、飛び立つ白鷺に例えられ〜白鷺城と異名を持つ

日本に現存する城の中で世界的に高い評価を受けている
平成5年に日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録された
昭和6年に国宝の指定を受けている

千姫ゆかりの西の丸
将軍徳川秀忠の長女千姫は、大阪落城のあと、
本田忠刻に再嫁して姫路城西の丸で幸せな日々を過ごした
化粧櫓や長局(百間廊下)が今も名残を残す


夜の姫路城